
就活の面接において、絶対言ってはいけない言葉というものは存在しない。
だが、言わない方が良いであろうワードというものはある。自信がなかったり、状況によっては言わないほうが良い言葉もある。
今回はこれをNGワードとする。学生の皆さんに面接で言わないほうが良い内容、言葉を紹介していきたい。
必ずためになるので、是非、参考にしてほしい。
面接でのNGワード13選
1.了解しました
先輩や上司なら全然、許される。しかし面接では使わないこと。
正解は「承知いたしました」だ。まだ、「分かりました」のほうが良いだろう。
「了解しました」は、一見問題ないように感じるだろうが、面接や人事担当のやり取りではNGワードに近い。使わない方がベターである。
2.協調性がある、社会性がある
こういった抽象的な言葉は説得力がない。具体的な説明を入れたうえで使うならまだ良いが、「私は協調性があります」など言うと、鼻で笑われるぞ!小学生と変わらないレベルの発言である。
とにかく抽象的な言葉、「○○性がある」は使わないことが大切。イケてない就活生は見事にこれらを使う。そして、「自分イケている」と思うのだ。
気を付けるべし!
3.人が好き
人が好きだから人と接する仕事がしたい、というフレーズは面接官なら一度は聞いたことがある、そのぐらい良く使われる。
ただ、人と接しない仕事などほぼ皆無だ。人が好きだがらその仕事がしたい、というのは考えが浅すぎるし、言葉に全く重みがない。
4.日本を変えたい
具体的なレベルで話せるのであれば問題ないが、多くの場合そうではない。ちょっと話が大きすぎるぞ!
これを使うならば、実際にどう変えていきたいのか、を具体的に伝える必要がある。
5.特にありません
絶対NGだ。何か質問ありますか?などと聞かれた場合、何かしらひねり出し、いくつか質問するんだ。そうしないと、この学生はうちに興味ないな、と判断されかねない。
また、質問しない学生など企業側からしたら、最低レベルの学生と思うだろう。大それたことを言う必要はないが、頭のキレる学生は、他人が言いそうにない質問を考えようとするはずだ。
6.大手で働きたい、レベルの高い仕事がしたい
大手の面接でありがちな内容である。しかし、大手だから働きたいという浅はかな考えでは話にならない、ということを理解しよう。
大手で働きたい、は大いに結構であるが、下調べをし大手だからこそできる仕事を具体的に伝えることが出来る上で、この発言をするべきである。
7.御社で成長したい
具体的な内容にまで落とし込めるのであれば問題ない。ただし、簡単に使うものではない。
大なり小なり社会に出て、企業内で仕事をすれば成長する。だからこそ、「御社で成長したい」理由を伝えることが大切だ。
8.社会貢献したい
これも学生で良く使われるフレーズである。株式会社はあくまでも利益を追求することが最優先。
その先に社会貢献という目標を持っていると思われるが、学生は安易に「社会貢献」などの言葉を使わないことだ。
社会貢献以前に、まずは会社に貢献することが大切だ。
9.えっと、やっぱり
社会人でも「えー」や「あー」などを癖で使う人はたくさんいる。これはそこまで問題ないが、「えっと」「やっぱり」などの言葉はかなり目立ってしまう。
そのため、連発してしまえば悪い印象を与えることになるので、気を付けること。
10.いつか起業したい
本気で考えている人でも極力使わないことだ。本気で考えていない人は、尚更NGだ。
11.話すことが好き
営業職を志望する学生に多いのだが、ぎこちない喋りでこのフレーズを言うのは説得力がなさすぎる。
話すことが好き、と言える人間は、スラスラと話せることが前提だ。
12.私はスポンジのように吸収力があり…
一時期、流行ったのだろうか!?なんかかっこ悪くないか!?いずれにせよ、こんなフレーズを使うようでは、面接というものがどれだけ大切な場か分かってない証拠だろう。
こういった比喩表現もたいていの場合、不発に終わる。よく考えるだ!ださい!!
13.~すっ
体育会系の言葉だが、突発的に出てしまう学生もいるようだ。気持ちは分かる、だが抑えるんだ!体育会系の学生たちよ!!
ちなみに会社に入って先輩と話すぐらいなら、「~すっ」はよく使う人間も多い!
まとめ
冒頭でも伝えたが、絶対にNGというワードはないと思ってよい。自分が本当にそう思い、湧き出てくる言葉で自信があるのなら、言っても良いはずだ。浅はかな考えからでる言葉、説明できない言葉こそがNGワードではないだろか。
もちろん今回は、これは言わないほうが得策だろう、ということ言葉を中心にお伝えしたのだが、学生は学生らしくマニュアルなどに頼らず面接を行うべきだし、そうあってほしいと思う。
言わないほうが良い言葉を探りながら面接していては、素の自分をさらけ出せないし面接官に見抜かれてしまうだろう。だからこそ、企業研究や面接対策を事前にしっかりと行い、自信を持って面接に臨むことが何より大事なことである。
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